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吸入療法について
吸入療法とは?
肺胞蛋白症(PAP)では肺以外の臓器での病変はほとんどみられないことから、自己免疫性肺胞蛋白症(APAP)では、肺局所でのGM-CSFと抗GM-CSF自己抗体のバランスをGM-CSF側に傾けることを目指すネブライザーによるGM-CSF吸入療法が行われます1)。
現在、APAPに対するGM-CSF吸入療法として、サルグマリンが承認されています。サルグマリンの吸入は、GM-CSFを外から補うことで肺胞マクロファージのサーファクタント物質の除去能を回復させると考えられています。
サルグラモスチムの作用機序
1)田澤立之. 肺胞蛋白症とGM-CSF吸入治療. 日内会誌. 2021; 110(9): 1918-1925.